昔入れた銀歯が気になる方や、どうせ治療するなら白い歯を入れたい、そんな方にお勧めなのが審美歯科です。
審美歯科は、美しさに焦点を当てた、総合的な歯科医療のことで、歯の機能を回復させるだけでなく、本来の自然な美しい歯に修復することを目的にしています。
話すとき、笑うとき、食事をするとき、歯の美しさで人に与える印象はずいぶんと変わります。
口腔内の補綴物（詰め物・被せ物）に使われている金属が唾液、口腔細菌、タンパク質と結合し抗原性（アレルギー性）を持つようになります。
また溶け出した金属が体内に取り込まれることにより、金属アレルギーを誘発する場合があります。これにより「金属アレルギー」を起こしたり「歯ぐきが黒くなり審美性を損ねる」場合があります。
メタルフリー治療によって非金属の補綴物（詰め物・被せ物）を入れることで、審美性を高めるだけでなく、金属アレルギーの治療にもつながります。
ジルコニア（二酸化ジルコニウム）はセラミックの一種であり、人工ダイヤモンドという別名でも親しまれています。かつては宝飾品に利用されるのが一般的でしたが、近年では歯科治療にも使われるようになりました。
人工ダイヤモンドという別名からも分かるとおり、セラミックの中でも特に優れた強度と耐久性、審美性を誇ります。さらにメタルフリーの素材であることから、金属アレルギーのリスクもありません。昨今では加工技術の進歩にともない、より天然歯に近い透明感と白さを再現できるようになりました。
口腔内スキャナーは口腔内を撮影する小型のカメラであり、撮影したデータをコンピュータで立体的に再現できます。口腔内の細かな部分まで正確に把握できるのはもちろん、型取りによる患者様への負担がありません。
機器そのものが高いこと、また保険が適用されないことが要因となり、日本での現在の普及率は約5％にとどまっています。しかし歯科治療における有用性は高く、アメリカやヨーロッパの歯科医院では既に日常的に用いられています。
ホワイトニングとは、歯の黄ばみや着色を取り、白くするための治療です。
ホワイトニングにはクリニックで受けるオフィスブリーチングとご自宅でできるホームブリーチングがあります。
当クリニックでは主に薬剤と青色LEDライトを併用した方法を採用しており、ホームブリーチングをされる場合は専用のLEDライトの貸し出し・販売にも対応しています。オフィスブリーチングはメインテナンスなどの際に併せて受けていただくと、口腔ケアへのモチベーションも高まります。
当クリニックのオフィスブリーチングでは歯に専用の薬剤を塗布し、青色LEDライトを照射して着色のもとになっている物質を分解していきます。
強力な薬剤を使用した場合、歯や歯肉がダメージを受けて知覚過敏などの症状を起こしてしまう場合があります。
当クリニックでは刺激性の少ない薬剤を使用することでそのような副作用を防ぐと共に、青色LEDを使って反応を促進し、効果的に歯を白くしていく方法を採用しています。1回5分で10回ほど受けていただくと効果が実感できます。
専用のマウスピースと薬剤を用いて、ご自宅にてご自身で行っていただくホワイトニングです。薬液濃度が薄いためオフィスホワイトニングのような即効性はありませんが、そのぶん色戻りが起こりにくく、また知覚過敏の症状も出にくいのが特徴です。さらに2回目以降を希望される際も、薬剤の買い足しのみで簡単に再開できます。
神経を失った歯は、黒く変色することがあります。ウォーキングブリーチはそうした神経のない歯のためのホワイトニングであり、薬剤を2週間毎に詰めることで内側から白くします。歩いている時でさえ痛みなく白くなることから、その名がつきました。
ホワイトスポットは、歯に出来る白い斑点模様のことです。原因は2つほどあるといわれています。1つ目の原因は、初期虫歯が関係する場合です。虫歯になると歯が黒くなるというちしきが一般的ですが、初期段階ですと白いのも初期虫歯の兆候として考えられます。
2つ目の原因は、エナメル質の形成不全です。そのほとんどは、生まれつきや遺伝の病気と言われており、幼いころに栄養障害や発熱が原因となって、歯面のエナメル質が正常に形成されずに出来る白い斑点です。
当クリニックでは、歯並びに関するお悩みも承っております。お一人おひとりのお口や歯の状態を確認した上で、矯正歯科治療が本当に必要なのか、どんな矯正治療方法があるのかをしっかりご説明させていただきます。部分的に気になる歯がある方などもお気軽にご相談ください。
