歯肉炎を助長させるとされる降圧剤の種類と関連性について|レーザーを使ったむし歯・歯周病治療は千代田区神田「さとう歯科クリニック」へ

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歯肉炎を助長させるとされる降圧剤の種類と関連性について

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以前から患者さんの定期的な歯のメンテナンスを行っていると歯肉辺縁や歯間の歯肉の盛り上がりが足されたようにその境を残し肥大している異常な歯肉増殖が診られることがあります。そのような患者さんにある傾向として何年も降圧剤を服用している方が多いように見受けられます。一般に歯肉の増殖や肥厚は歯垢や歯石による炎症や糖尿病により代謝障害や血管障害により歯肉が肥厚しやすくなります。この代謝障害や血管障害を副作用として起こしている降圧剤も一部あり、歯肉増殖が起こしやすくしている要因のものがあります。その作用としてカルシウム拮抗作用の関与が指摘されています。歯肉の線維芽細胞はコラーゲンの合成と分解が行われています。コラーゲンの分解にはCaイオンが関与していますが、カルシウム拮抗剤によりCaイオンの細胞流入が阻害(アポトーシスの阻害)されますと線維芽細胞の蓄積が生じ歯肉炎が重なると慢性化させた場合、肥厚が起こります。カルシウム拮抗作用が強いと動脈系の血管が拡張し、静脈系はそのまま拡大しないアンバランスな状態となります。そうなりますと末端の組織ではうっ血や浮腫が生じ、歯肉炎がありますとさらに助長させたりして歯肉の線維化が進めたりします。できればこのカルシウム拮抗作用の強い降圧剤は口腔内環境への影響を考えた場合長期的な服用は避けた方が良いと思います。

そもそも降圧剤は血圧を下げるための処置でありますが、例えるのなら水道管が破裂する前に送り出すポンプ(心臓)を弱めるか、放水(放尿)を増やすか、菅(血管)を無理に拡張させたりするのと同じです。血管がとても硬く、狭かったりすれば、血圧は高くなります。つまり、血管の硬さと太さが血圧に大きく関係しています。加齢と共に血圧が高まる方が多いのは、血管が硬くなる老化が問題です。老化した上皮(血管、皮膚)とは糖がコラーゲン繊維に付着して硬化し伸縮ができない状態です。伸び縮みし拡張するはずの血管が硬く広がらず細いままになってしまう状態が動脈硬化ということです。さらにビタミンB12が不足すると血管が傷つきやすくなり血小板、細菌の侵入があれば白血球が集まって血管の狭窄を起こします。また糖の過剰摂取により体質が酸性化しますと酸素不足になり、そのために血流量を増やし心拍、血圧を上げなくてはなりません。

長くなってしまいましたが、降圧剤の本来の目的はは一時的に急激に上がったものを下げるための服用ですので、継続的な服用を避け食生活の見直してはいかがでしょうか。

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